弊社の代表は、お客様に植栽を提案する際には「わんちゃんねこちゃんをお迎えする気持ちで世話をしてほしい」とお願いしているそう。
そこまで大変ではないでしょうが(笑)、やはり手をかければ、応えてくれるのではないでしょうか。
庭木の解説がなんらかの参考になると嬉しいです。
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アオダモ
イロハモミジ
ハイノキ
フェイジョア
カエデ
まとめ
まずはアオダモについて紹介します。
モクセイ科の落葉高木で、春には可憐な白い小花が咲き、秋には優しい紅葉が楽しめます。
比較的成長が緩やかで手入れの手間が少ないため、シンボルツリーとして人気です。
古くから野球のバット材としても利用されてきました。
日当たりと風通しの良い場所を好み、真夏の強い西日は避けるのが理想的。
午前中に日が当たり、午後はやや日陰になるような場所が植え付けには適しています。
植え付けには水はけの良い土壌を選びましょう。
乾燥に弱いため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に植え付け直後や夏場の乾燥期は注意が必要です。
地植えであれば、根付いた後は降雨のみで十分なことが多いです。
自然な樹形が魅力なので、頻繁な剪定は不要。
落葉期(12~2月頃)に、混み合った枝や不要な枝を間引く程度の剪定を行います。
気をつける点としては、最終的には樹高が10~15mになる高木なので、将来の成長を見越したスペース確保が必要なこと。
また、冬には葉が落ちるため、通年の目隠し効果は期待できません。
ムクロジ科のイロハモミジは、日本の代表的な落葉高木で、秋の真っ赤な紅葉が最大の魅力です。
特徴的な葉の形が、お庭に和の趣を与えてくれます。
半日陰から日なたまで幅広い環境に適応しますが、美しい紅葉のためには適度な日当たりが必要です。
ただし、強い西日は葉焼けの原因になることがあるのでさけた方が良いでしょう。
水はけと保水性の良い肥沃な土壌を好みます。
地植えならば根付いてからは水やりの必要はありませんが、鉢植えは土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に夏場の水切れは葉焼けや枯れの原因になるため注意が必要。
剪定は自然な樹形を活かし、休眠期(12~2月頃)に不要な枝や枯れ枝を剪定する程度で十分です。
枝の途中で切ると不自然な樹形になりやすいので、枝分かれした部分で切り落とすことを心がけてください。
また、アブラムシやテッポウムシなどの病害虫にも注意が必要。定期的な観察で早期に発見し、すぐに対処することが肝心です。
ハイノキはハイノキ科の常緑樹です。
涼しげな葉と春に咲く白く小さな花が美しく、成長が比較的緩やかなのも人気の理由です。
一年を通して葉が茂るため目隠し効果も期待でき、繊細な枝ぶりが和洋どちらの庭にもよく合います。
半日陰から日陰を好み、夏の強い日差しや西日が当たる場所への植え付けは避けるようにしましょう。
水はけの良い肥沃な土壌を好みます。
乾燥を嫌うため、土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えます。
特に夏場や乾燥する時期は注意が必要です。
ハイノキは生長が遅く、自然と樹形が整うためあまり剪定の必要はありません。
樹形を乱す枝や枯れ枝を切り取る程度で十分です。
注意点としては、日差しが強すぎると葉焼けを起こすことがあること。
水切れに弱いため、特に鉢植えの場合は注意が必要です。
フェイジョアは、エキゾチックな花と甘酸っぱい果実が楽しめるフトモモ科の常緑樹です。
花弁も食用にできます。
丸っぽい形の葉も可愛らしく、庭にトロピカルな雰囲気を演出できますよ。
日当たりと風通しの良い場所を好むため、日当たりが悪いと花付きや実付きが悪くなります。
植え付けには、水はけの良い肥沃な土壌が適しています。
やせ地でも育ちますが、実付きを良くするためには土壌改良が必要です。
基本的に乾燥には強いですが、実を付ける時期や乾燥が続く場合は地植えでも水やりが必要です。
鉢植えの場合は、土の表面が乾いたらたっぷりと与えます。
また、樹形を整えたり、風通しを良くしたりするために剪定も必要です。
3月から4月頃に、混み合った枝や内側に伸びた枝を間引くように剪定します。
実付きを良くするためには、春と秋に化成肥料や有機肥料を与えると良いでしょう。
自家受粉しにくい品種が多いため、実を収穫したい場合は、収穫時期の近い異品種を2本以上植える必要があります。
カエデはモミジと同じカエデ属の樹木で、広い意味ではイロハモミジもカエデの一種です。
一般的には、葉の切れ込みが浅いものを「カエデ」、深いものを「モミジ」と区別することが多いそう。
イロハモミジ同様、秋の紅葉が美しく、品種によって葉の色や形、紅葉の色が多様で、春の新緑も鮮やかです。
日なたから半日陰で育てられますが、美しく紅葉させるためには適度な日当たりが必要。
とはいえ、強い西日は葉焼けの原因になります。
水はけと水もちの良い肥沃な土壌を好みます。
特に夏場は乾燥しやすいため、鉢植えの場合は土の表面が乾いたらたっぷりと水を与えましょう。
自然樹形を楽しむ木なので、強い剪定はほぼ必要ありません。
落葉期(12~2月頃)に、枯れ枝や混み合った枝、不自然に伸びた枝などを間引く程度の剪定を行います。
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いかがでしたでしょうか。
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